【レポ】AOMORIマラソン2018その1
7/1(日)青森市で行われたAOMORIマラソン(ハーフ)に参加してきました👮
レペゼンAOMORI、且つナチュラルボーン青森市民な僕にとってこの大会はマスト、四年連続の参加です。
去年の様子はこちら
熱中症で2時間6分、ゴール後救護テントのお世話になりました😇
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まず始めに概要ですが、青森マラソンは完全に地元の人に向けた大会です、交通アクセスとかおもてなしとか青森っぽさとか全然考えられてないです。エイドも給水のみですし。
そして規模の小さい大会にも関わらずゼッケンが事前送付ではなく、前日か当日受付なのです。是非改善して頂きたいところ。
まぁ青森はマラソン不毛の地なのでこの辺は仕方のない事だと思います。今後の成長に期待!
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当日のお話。僕は同僚にゼッケンの受付をお願いしていて、さらに車での送迎もお願いしているので朝の準備はゆっくり。
8時半ころ重役出勤。会場の合浦公園入り。
まったりした雰囲気。
緊張感、なし!
ふるまいのリンゴジュースをゴクリ。うまい、もう一杯!と思ったがどうやら1人1杯の模様、ご馳走様でした👮
コースは合浦公園→旧野内駅→合浦公園→青森ベイブリッジ→合浦公園。
なおガチりたかったのでiPhoneは持たず手荷物に預けました。よって写真はこの2枚のみです。今回は妄想もストーリ性もない普通のレポになります。てぃーけー先生の想像力は前回の仙台ハーフで枯れ果ててしまいました、次回作にご期待ください😇
ハーフの部のスタートは9:30。ストレスなくスタートしたかったので見栄をはって9:10くらいにハーフ目標タイム1時間30分の辺りに並びます。
が、さすが田舎。ほとんど並びません。ガチっぽいランナーは付近でアップしています。なんかカッコいいので僕も真似してアップします、なんちゃってドリル、なんちゃってダッシュなどなど。只者でない雰囲気は出せたはず。
僕はノースリランパンオークリーターサーと見た目だけはエリートランナーなので周囲からはガチ勢だと思われたに違いありません。アップの段階で勝負は始まっています、心拍数を始めから上げておく事を意識しました。実はレース前のアップは初めてですが、周りに悟られてはいなかった模様。偽装エリートランナー作戦は成功です。
スタートの9:30が近づき、ハーフのランナーはスタート位置に移動します。僕は1時間半の列ですが、周りが最前列に移動せずなぜか前から2列目になってしまいましたw シャイな県民性なんですかねー、ダチョウ倶楽部の『どうぞどうぞ』状態でした。
ハーフ2時間切りがやっとの僕が最前列にいる。この謎の状況はある種の快感でした。田舎の大会とはいえ、最前列のランナーは風格が違います。ちょっと距離が近くて蒸し暑い、独特の高揚感に包まれ、偽装エリートランナーの闘いが始まります!
スタートから5km、旧野内駅折り返しまで
パァン!
あ、ピストル近ーい。びっくりしながらスタート。渋滞の原因となって迷惑をかけてはいけないのでキロ3:20くらいで様子を見ます。
やばい、トップランナーと一緒に走ってるwww
熱い!ヤバい!間違いない!
スーパーフリー!!!
たった1kmにも満たない時間でしたが最高の時間でした。が、明らかにオーバーペースなので偽装エリートランナータイム、これにて終了。
ペースをキロ4→キロ4:30と徐々に落とし、マイペースで走ります。
1km通過。気温はだいたい24度なのでまだ許容範囲、だがなんだか体が重い。そしてこの時点で汗が吹き出してくる。あまりにも早い発汗に動揺。あわててペースをキロ4:50に落とします。
4km通過。僕は日差しに弱いので、今日のような曇りでは大丈夫だと思ってました。この時点では、というかレース全体を通して脱水症状だという事は頭にありませんでした。やってまったー😇
初めての給水。スポドリを1杯飲み、水を1杯被る。このスポドリ1杯水1杯は最後まで徹底しました。中学生、高校生のボランティア、サンキュー!(堀内孝雄)
なおもうキロ5分の維持も不可能となってしまいました。スタートダッシュの貯金を切り崩しどんどん抜かれていく展開、これはこれでマイペースなので良かったです。
しかし水を被って頭を冷やしてもスポドリをガブ飲みしても頭痛、目眩、吐き気は治りません。顔面サムライブルーのてぃーけーJAPANに立ち込める暗雲!やばたにえんの極み!
どうした、走れ、走るんだ、お前の走力はそんなもんじゃないだろー?
\ 脱水半端ないってーーー!!! /
(やっつけ仕事すぎる加工w)
AKS(アカン、死ぬ)。折り返して合浦公園でのリタイアを考えました。なんていうのか倦怠感なのか、虚脱感とでもいえばいいのか。心肺も脚も残っているのに頭が走る事を拒んでいます。旧野内駅を折り返して合浦公園へ戻ります。
6km〜10km、旧野内駅から合浦公園まで
二度目の給水、手前にあるのが水なのかスポドリなのか分からなくテンパってしまい、なぜか中学生の女の子のボランティアに『ウァーラァ?』と外国人風に聞いてしまいました。
女の子達も『ウォーター!ウァーラー!』と親切に教えてくれたので安心して頭に被る事が出来ました。オークリー効果で本当の外国人だと思われたかもしれません、ナイス国際交流!センキューソーマッチ!
この辺りで同僚3人とスライド。僕は一応この中では1番走れるのだが、思ったより遅いスライドに。エールを送るつもりが逆に同僚達に心配されてしまった。この時は本気でリタイアするつもりだったので指でバッテンを作って、俺の分まで頑張って!と応えた。情けない限り。
フラフラになりながら合浦公園を目指す。合浦公園では先に10kmの部でスタートしてゴール済みの同僚2人が待っているはず。ここで手を振って応援されるのが例年の流れ。せめて合浦までは頑張りたい、ペースはキロ5:10〜5:30。もう1時間40分切りは無理だと悟る。気分が悪い、とにかく生きて帰りたい。
8kmを過ぎる。カラッとした風が吹き、少し体調が落ち着いてくる。ここで1つの考えが浮かぶ。
今日は13:30から打ち上げ。もし今ここでリタイアしてしまえば、妻に『具合悪いなら酒飲んでないで帰ってこい』と言われ、泣く泣く帰宅しなければならない。仮にリタイアした事を内緒にして飲みに行っても完走証がない事がバレてしまえばジ・エンド。最悪家庭崩壊だ。(この間の思考時間、僅かにして5秒)
となると、例えタイムは遅くとも完走するだけして心置きなく打ち上げで乾杯した方がいいのでは?そもそも僕は土日の休みが少ないので年に2.3回しか大会に出れない身、そして何があってもマラソンでDNFした事がないのが唯一の自慢。
この牙城を崩すのは何よりの屈辱、ワーストを更新したとしても完走だけは逃したくない。
そして断酒に次ぐ断酒の日々、禁欲生活はもうこりごりだ!
酒が、酒が飲みたい!!!!
天国じゃなくても
楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ
感じて
酒が
酒が飲みたい
(THE・TKBOOM/酒が飲みたい)
お酒飲みたいでぇぇぇぇーす!!!!(錯乱)
背に腹はかえられない、てぃーけーJAPAN、決意のジョグに移行。
ヤッソ効果なのかキロ5:30は苦ではなかった。ジョグ感覚で走り続ける、合浦公園が見えてきた。同僚2人が手を振っている。10kmのタイムは大体51〜52分、想定より3〜5分ほど遅くなってしまった。そして僕のペースが明らかに遅い事を2人は見逃さなかった。
『どしたー、なんが遅くねーが?www』
『だめっす、熱中症っすwwwww』
10kmの連中は余裕があっていいよなー。恨めしく思い手を振りながら合浦公園を通過する。
先日10km45分で浮かれていた僕は絶望していました。だめだこりゃ、暑さへの耐性がなさすぎる。もうこれで青森マラソンは最後にしようと思いました。これで4回目、思えば生涯初のマラソンもこの青森マラソンでした。
集大成。今日で夏のマラソンは終わりにしよう。体への負担、失うものがデカ杉晋作。初夏の仙台国際ハーフ。そして秋のいわて北上or盛岡、マラソンはこの二本に専念しよう。
さらば青森マラソン。僕を育ててくれてありがとう、思い残すことはない。そもそもコース的に地元of地元、何の物珍しさもない、走ろうと思えばいつでも走れる。よっしゃジョグって完走じゃ!青森ベイブリッジ、来るなら来い!俺はキロ5分半ならいつまでもどこまでも走れるぞ!酒が待ってるんだ、負けてたまるか!!!
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(突然の謎仙人)
さ〜て、後半の山場、青森ベイブリッジを控えたてぃーけー氏。目標はどんどんと下方修正、完走目的になってしもうた。いったいぜんたいどうなってしまうんじゃろうなー。
おやおや、もうこんな夜更じゃ。朝3時から日本代表vsベルギー戦、しっかり応援せねばのう。それではここいらで失敬。
頑張れ西野JAPAN&てぃーけーJAPAN!
明日でゴール予定です!長々とお疲れさまでした!